自然素材の珪藻土、塗り始めましたー【松崎02】リノベーションマンション日記 39日目
2017.03.17 | 千早駅南エリア |
《木質化リノベーション工事 39日目》
つくらしで提案する木質化リノベーションの特徴は、
福岡県産材耳納杉の無垢材床に、珪藻土の壁によって、『おうちの中も、呼吸している空間』を目指してます。
そしてこの珪藻土にも、こだわりが(*⁰▿⁰*)
『そもそも 珪藻土(けいそうど)って、何でできているの? 』
珪藻土(けいそうど)は、もともとは「珪藻の化石」や「植物性プランクトン」です。
これらが海底や湖沼の底などに沈殿して、長い年月を経て粘土状の泥土となった堆積物になります。
この珪藻土の粒子には木炭の数千倍といわれる1ミクロンにも満たない小さな「孔(穴)」が無数にあり、
この小さな「孔(穴)」が調湿や脱臭に高い効果を発揮する訳です。
珪藻土は、それ単体で固まることはできません。
したがって何らかの硬化剤をつなぎとして混ぜ固めることで初めて塗り壁材として可能となります。
硬化剤は大きく「合成樹脂系」「自然素材系」の2つに分けられます。
省施工手間・コストダウンを重視して「合成樹脂」で固められている場合が多くありますが、
合成樹脂で固められた珪藻土は、この孔が塞がれて吸着力が低下してしまいます。
珪藻土+合成樹脂には有害化学物質を分解する性能が、ほぼありません!
つくらし松崎02の珪藻土は、 自然素材である漆喰の原料となる「石灰」で固めています。
石灰で固めた珪藻土は吸着力が低下しません。自然素材+自然素材だから安心なのです!
漆喰(石灰)で固めた珪藻土こそ、有害化学物質を分解します!
珪藻土を漆喰の原料「石灰」で硬化させた場合、
石灰に含まれるアルカリによってホルムアルデヒドなどの有害化学物質は無害な物質に分解されます。
※珪藻土に吸着されたホルムアルデヒドが「酸素」と結合して「ギ酸」になり最終的には「水」と「二酸化炭素」に変化します。
一方でギ酸は石灰のアルカリによって「ギ酸カルシウム」という無害な物質に変化・中和されます。
この珪藻土を塗って、
現場の空気が変わった感じがしましたー
3月25日~ご案内可能でーす(^^)/